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 アーカイブ 2006.04

 
 2006.04.27

『ヒーット!!』

4月25日(火)、広島二軍戦に先発しました。一軍では6連戦が続くので、いつ呼ばれてもいいように、一軍のマウンドを想定して投げました。やっぱり一軍と二軍 では、緊張感もプレッシャーも違うので、自分自身でそういう状況を作り出して投げたのです。精神的に楽に投げれないので、より集中力を高めていきました。自分の調子にかかわらず打者との勝負に徹しました。結果は7回を投げて1失点だったので良かったです。最近はずっと安定した投球ができているので、だいぶ自信も戻ってきました。これからもレベルアップを目指しつつ、結果を出し続けて一軍でのチャンスを待ちたいと思います。
また、ピッチングとは別に、ファームの試合では、セ・リーグのチームがホームの場合、DH制がないのでピッチャーも打席に立つのです。めったに打席に立つことがないので、けっこう楽しみにしている選手も多いんですよ。僕もそのうちのひとりですけど。まあほとんど練習もしてないのでプロの球は、なかなか打てないですけどね。
この日は、1打席目は、フルスイングでバットが真っ二つに折れ(テラ、ごめん!勝手にバット使って折ってしもうた)ショートゴロ。2打席目は、なんと詰まりながらもライト前ポテンヒット(危うく、ライトゴロになりそうやった。)試合でヒットを打ったのなんて何年振りかなぁ。3打席目は、ショートフライ。結果3打数1安打でした。上出来やなぁ。なんとか一軍の交流戦でヒットを打ってみたいものです。(ひそかな夢はホームランなんやけどね(笑))。

 2006.04.21

『早くも4回目…』

4月16日に宮崎で阪神二軍戦に先発する予定だったのですが、前日に雨で試合中止になり、その日先発予定だったヒデ(高橋秀)がスライド登板となったので、僕は中継ぎに回りました。もうこれで今年4回目の先発流れです!
もうこの際、これだけ流れたのだから、「流れに乗る」「流れが来ている」と自分で勝手に思い込むことにしました。そして久びさに中継ぎで2イニング投げました。いつもの先発のリズムでなく、少しマウンドに上がるまでの準備の仕方が違ったので、体の切れ、球の切れ、共に欠いてしまいました。
今まで何度も経験してきているのに、情けないなと内心思っていましたが、こんな調子でも抑えてこそ投手としての価値があると思って、集中力を高めて、低めへの強い意識と腕の振りを意識して投げました。
先頭打者をいきなりデッドボールで出し、盗塁を決められ苦しい立ち上がりでしたが、なんとか0点で切り抜け、次の回も三者凡退でなんとかノーヒットに抑えることができましたが、紙一重の内容だったので、次はもっと気を引き締め、同じ事をくり返さないようにと思いました。
3日後の19日に、もう一度中継ぎ2イニング投げました。この日は、前回の反省があったので、コンディションに気を付けることと、1球目から強い気持ちと強い意識を持って思い切り投げることを心掛けました。球の切れもあったので2回パーフェクト3三振といいピッチングが出来ました。
雨で流れたために、回ってきた中継ぎは、僕にとっていい経験となりました。
「流れが来ている!」

強い気持ちと強い意識…打者に対しての強い気持ちと投げる球への強い意識。今の僕のマウンドでの座右の銘みたいなもんです。

 2006.04.10

『インパクト』

4月8日(土)、広島二軍戦で先発しました。
最近の僕は雨で2回連続登板が飛んでしまい、これでオープン戦から3回目の雨中止となりました。僕はチームメイトも認める「チョー晴れ男」だったのに、今年は「雨男」になりつつあります。その雨で登板が飛んでいるスキに、一軍昇格争いのライバル、寺原がアピールしまくり、一軍昇格を内定してしまったので、ここで逆転するにはインパクトのあるすごい投球をするしかない!!と思って、この試合に挑んだのです。
そして3回までノーヒットでこのまま6、7回までノーヒットでいければインパクトあるぞ!と思っていたとたん4回にヒットを打たれ、なおも点を取られてしまったのです。その瞬間はガックリきたのですが、そこで切り換え、ここからもう一度やり直しの気持ちで投げました。結果は6回2/3を投げ、4安打、4三振、3四死球、1失点となりました。
寺原に上回るインパクトのある投球とはいえなかったかもしれませんが、少ない得点差の緊迫感のある試合で、集中力を持って投げ、試合に勝てて良かったし、自分自身、納得する球も多くなってきているので、こういう投球をしていけば、必ず一軍に上がるチャンスは来ると思います。
今日は雁ノ巣球場にもたくさんのファンが訪れてくれて(ムネリン効果かな?)、その中で投げれたことも楽しかったです。
こうやって一軍では熾烈な争いを繰り広げる一方、二軍でもメラメラと燃えるチーム内争いもあるのです。
テラ、がんばれよ!(寺原一軍合流)

 
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