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 2007.09.28

『ボクの考え「受け入れるということ」』

最近「受け入れるということ」がすごく大事なのだと感じる。
自分の体力、技術に関して、今までの過去と同じように出来るということは、誰もが絶対にありえないと思う。
失敗した過去は、簡単に捨てられるけど、成功した過去というのは、なかなか捨てられるものではない。

プロ野球の世界で『 2年目のジンクス 』という言葉がある。
そういう言葉が定着した原因として、「相手に研究される」「前年の疲労が残っている」などが挙げられるが、一番の原因としては『 成功した過去(前年)を追いかける 』ことだとボクは考える。
もちろんコンディションが大きな原因だと思うが、成功したおかげで、「出来て当然」と計算されるようになり、実際思うようなパフォーマンスが出来なかった時に、「こんなはずじゃない」と考えるようになり、「以前はもっと出来たはずだ」と過去の自分を追いかけてしまうことに、一番の原因があると思う。

以前の自分とは、体力も技術も精神面も日々変わっていくのに、その変化に対応できない。
要は、今の自分を受け入れられていないということだ。

もし仮に調子が悪かったとしても、その今の自分でどうやって相手との勝負に勝っていくのかに100%集中できれば、大きな調子の波になることはないと思う。それによって、また新しい自分の可能性も広がり、自分自身のレベルアップにつながると思う。

それは年によってということだけでなく、1日単位でも同じことがいえる。
例えば、その試合の日に調子が悪かったとする。もちろんその場で修正をしようとする。すぐに修正できれば一番良いが、劇的に変わることはほとんどないと思う。
なぜなら、パフォーマンスとは、自分のフォームだけでなく、体調、筋肉の張り具合、精神面と、たくさんの要素が影響しているから。

ただ、野球は調子が悪いからといって、必ず負けるということは決してない。
相手がそれ以上に悪い場合もあるし、ミスしたり味方に助けられたりするからだ。
だから、調子が悪かったら、良くしようと自分と戦ってしまわずに、今の調子でどうやって相手との勝負に勝っていくかを考えた方が、勝つ確率が上がり、それが良い結果となり、その積み重ねが好不調の波を少なくするとボクは実感している。
そして試合が終わったら反省をし、また自分の目指す理想のパフォーマンスが出来るように、練習を繰り返せばいい。

要するに、試合で自分の調子を受け入れられず、理想を求めてしまい自分との勝負になってしまうと、良い時は良いけど、悪い時は全く駄目というようになってしまい、好不調の波が大きい選手になってしまうと思う。

今年メジャーリーグで、イチローさんが桑田さんと初対戦し、空振り三振で打ち取られた時のコメントが新聞に載っていた。
『 参りました。意図があるでしょ、どのボールにも。(今は)昔の自分ではないことを受け入れられている感じがする。それはなかなかできることではない。引きずるもんですから。 』

ボクもすごく共感できた。
『 今の自分を受け入れ、その状態、状況でどうやって対処していくのか考え、行動することが一番重要なのだ 』とボクは思っている。

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